「ヒートテックや極暖、超極暖は気温何℃から着るべきなのか?」
いまや冬の定番、ユニクロのヒートテック。
秋が近づき徐々に寒くなってくるとヒートテックを着るべきか悩みます。「寒い!」と思って防寒すると意外と暑くて汗をかいてしまったり・・・。
そこで寒がりな人(特に女性)のためのヒートテックと気温の目安をまとめました。
- ヒートテックを着るタイミングにいつも悩む人
- 寒がり、冷え性な女性の方
- でも着こみすぎて汗はかきたくない
という方向けの記事です。
【寒がりのための】ヒートテックシリーズと気温の目安
いつもヒートテックを着るタイミングに悩むので、今年は気温を意識して着てみました。
私は寒がり(とくに下半身や足の冷え)なので、ヒートテック(長袖)を着るときはヒートテックレギンスも履いています。
よって下の目安もヒートテック(長袖)&ヒートテックレギンスを着用した場合と想定してください。
気温15℃~ ヒートテック(ノーマル)
上に1~2枚羽織るとすると、気温15℃くらいがヒートテックを着るひとつの目安です。
気温20℃以下になってくるとカーディガンが欲しくなるくらいにはやや肌寒くなってきますが、18℃くらいのときにヒートテック上下とカーディガンを着て10分歩いたところ、汗だくになってしまったのでオススメは15℃からかと思います。
気温10℃~ 極暖(ヒートテック エクストラウォーム)
気温10℃くらいになると本格的に寒くなってくるので、ヒートテックの極暖に切り替えるのがいいです。
逆に極暖を着ていて「なんか暑いな…」と感じ始めるのは12~13℃くらいです。
気温0~3℃以下 超極暖(ヒートテック ウルトラウォーム)
超極暖を着るのは0℃前後が目安です。
寒いと5℃以下で着たくなるのですが、超極暖ともなると寒さと暑さの幅も大きくなるので0℃~3℃としておきます。
超極暖は長時間外にいるようなとき、あまり動かないようなときに着るのがオススメ。なのでディズニーに行くときや寒いとこに旅行に行くとき、じっとしている時間が長いときに重宝します。
超極暖を日常使いに?
超極暖はヒートテックの中でも最強に暖かいので日常で使っている人は少ないかもしれません。
しかし最近はコロナ対策で冬場でもガンガン換気をしているので、超寒がりなデスクワーカーの方は超極暖を職場などで日常使いするのもいいかもしれません。
ちなみに去年までいた職場は、コロナ対策のため窓全開&節電のため暖房20℃までだったため、ほぼ毎日超極暖を着ていました。寒すぎ。
ヒートテックの暖かい理由
ヒートテックが暖かい理由は繊維に秘密があります。
- 身体から出る汗・水蒸気により発熱する素材(吸湿発熱繊維)
- マイクロアクリル繊維による保温力
吸湿発熱繊維
吸湿発熱繊維(きゅうしつはつねつせんい)とは、汗などの水分を吸収して発熱する繊維。
スポーツウェアや肌着、膝サポーター、腹巻、キルティングの中綿などに用いられる。吸湿発熱素材、吸湿発熱ウェアと呼ばれることもある。
2003年に、日本のユニクロが「ヒートテック」を発売し、冬の定番商品となった引用:Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%B8%E6%B9%BF%E7%99%BA%E7%86%B1%E7%B9%8A%E7%B6%AD
吸湿発熱の原理
古くから、ウールが吸湿して暖かくなることは知られていた。特に電解質の極性官能基を分子にもつ、吸水性のある繊維に見られる性質である。これは、主に水分子が繊維表面のカルボキシ(ル)基などの親水基と強く相互作用し、水和エネルギーが熱として放出されるためである。また、水を吸収した繊維分子の非晶部分の膨潤によって、その中の高分子鎖が引き伸ばされ(エントロピー弾性発現機構)て放出される熱も発熱に幾分寄与している。
極性官能基を化学的に導入したり、ウールよりも繊維を細くして全体の表面積を増やすことで、吸湿性を高め、水を多く吸着するようにした合成繊維が開発された。このような吸湿性能を高めた繊維と綿などを混用した素材を「吸湿発熱素材」と呼び、商品化が行なわれている。
無限に発熱を続けるわけではなく、繊維の吸湿が飽和状態になるとそれ以上は発熱しなくなるため、衣料に用いた場合の効果は最初の数分から十数分に限られる。引用:Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%B8%E6%B9%BF%E7%99%BA%E7%86%B1%E7%B9%8A%E7%B6%AD
わからん。
つまりは、「汗などの水分を吸って暖かくなる繊維&保温力のある繊維を使用している」
っていうざっくり認識でいいと思います。
ヒートテックをさらに暖かく着るコツ
ぴったりサイズを選ぶ
ヒートテックと肌との間に隙間があかないようなサイズ選びをしましょう。
私は服はやや大きめを選んで着ていて、その癖でヒートテックもやや大きめのMサイズを買っていました。が!去年、家にあるヒートテックを一斉交換しようと間違ってSサイズを購入したところ、びっくりするほど暖かさが違っていました。肌にぴったりくっついて冷たい風が全然入ってきません。
長年使っていると生地も伸びて保温力が落ちるので、なんだか寒い・・・という人は購入し直してもいいかもしれません。
ヒートテックを着た上からも重ね着をする
気温10℃をきると極暖の上にも2枚以上重ね着しないと寒く感じます。
ある程度ならヒートテック単体でも保温ができるのですが、インナーとしての保温力なので強い風や冷たい風は寒さを感じるように思います。
12月からは 極暖→シャツ→裏起毛パーカー→ライトダウンジャケット が通常装備の私です。
からだを少し動かす
水分を含むと発熱する素材のため、からだを少し動かすとそれなりに暖かいです。
少し寒さを感じるときは、外なら5分位歩いてたり、室内なら屈伸やストレッチやらやってたりすると徐々に温かくなってきます。
さすがに激寒のときには無理そうですが…。
ヒートテック、極暖、超極暖の気温の目安 まとめ
- 気温15℃~ ヒートテック(ノーマル)
- 気温10℃~ 極暖(ヒートテック エクストラウォーム)
- 気温0~3℃以下 超極暖(ヒートテック ウルトラウォーム)
- 暖かく着るには、①ぴったりサイズ②重ね着③からだを動かす
寒がりな私は20℃付近からヒートテックやヒートテックレギンスを履きたくなるのですが、思ったよりも暑くて、やむを得ず出先でヒートテックを脱ぐ、という失敗を今年2回もしてしまいました…。
防寒対策は大切ですが逆に着こみすぎて汗をかいて風邪をひかないよう温度調節をしていきたいところですね!
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